バイナリーオプションはストキャスティクスやRSIやADXでは勝てない

バイナリー

こんばんは。タイトルを見て、「そうだよね」と思う方もいれば、「いやいや、そんなことはない」と思う方もいると思います。今回は、ストキャスティクスなど「オシレーター系のインジケーター」を利用したバイナリー手法について私の考えをお話します。

オシレーター系のインジというのは、ストキャスティクス、RSI、MACD、ADX、CCIなど大抵サブウインドウに表示するものです。

私も初心者の頃はこれらのインジケーターを使っていました。例えば「ストキャスティクスが20や80に到達したら逆張り!」みたいなことをやっていました。まあ、ここまで単純な手法ではありませんが、似たようなもんです。

経験されている方は分ると思いますが、こういう手法というのは勝てるときは勝ちまくるけど、負けるときは負けまくる。で、結局、トータルでほとんど勝てないというのがパターンです。

これらのインジではなぜ勝てないのか考えたことはありますでしょうか?

「オシレーター系インジケーター」の「オシレーター」というのは「振り子」という意味です。だから、一方向に買いが入ったり、売りが入ると、これらのインジケーターは振り子が振れた時のように、高い水準になったり、低い水準に動くわけです。

で、その時にある水準まで来た時に、ある人たちは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」と判断します。先ほども例にあげたように、例えば、ストキャスが80に達したら買われ過ぎ、20に達したら売られ過ぎといったように。

しかし、この「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」というのは、ほとんど当てになりません。強いトレンドが出た時には、これらのインジは高い水準に張り付くし、「前回は80で反転したのに、今回は90まで行って反転した」ということが当たり前のように起こります。

このような現象から分かることが1つあります。それはなんでしょうか?

それは、相場を動かすような大口のトレーダー達はこれらオシレーター系のインジをそれほど重視していないということです。相場の大まかな流れの把握には使用していることもあるでしょうけど、「いくつの水準に達したら売りや買いを入れる」とは判断していないということです。

たまに熱心な個人の方で、サブウインドウにオシレーター系にインジをたくさん表示して、それらを組み合わせたり、パラメーターをいじったりして、なんとか相場の反転ポイントを当てようとしている方がいます。

でも、それは上のことを考えれば、「いくつ組み合わせても、いくらパラメーターをいじっても無駄」ということになります。当てにならないものをいくつ組み合わせても結果は同じです。

我々個人トレーダーには相場を動かす力はありません。だから大口のトレーダーがどのような基準で買いや売りを入れているのかを知らなくてはいけません。それを知ることがバイナリーオプションで勝つのに必要なことです。

では、大口トレーダーは何を意識しているのか?それは私は「ライン」であると思っています。その辺りの詳しい話はまた別の記事でしていきます。

ということで、今回は「オシレーター系のインジケーター」を利用したバイナリー手法についてお話しでした。

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